話者分離は、話者や録音する会議等の人数が未知の音声を解析して「いつ誰が話したか」を自動推定する技術です。
音声認識のオプションとして、話者ラベルを振った結果を返します。
声紋登録して特定の話者のIDを割り当てるものではありませんのでご注意ください。
なお、話者分離機能を使うと、全員の発言が色別に全文書き起こしが可能です。
そのため、後から会議の内容を確認したい時に、簡単に内容を追いかけることが可能となります。
目次
⚠️アプリで録音する際の話者分離可能な最大人数は自分側:10名、相手側:10名、
インポートでの話者分離可能な最大人数は10名になります
話者分離機能を有効にする
PCアプリでの設定
話者分離のトグルをON(緑色)に設定し、[スタート]をクリックして録音を開始してください。
スマホアプリでの設定
記録開始画面の最下部にある話者分離のトグルをON(緑色)に設定し、マイクボタンをタップして録音を開始してください。
⚠️こちらのトグルをOFFの状態で録音された場合、あとから話者分離にかけることはできないためご注意ください。
トグルのON/OFFの設定は保存されますので、次に使用する際は、前回設定した状態でご利用になれます。
ログを確認・編集する
録音した内容を確認したい場合は、ブラウザからYOMELにログインし、ログ一覧画面から該当ログの[ログ詳細]を開きます
話者名を設定・変更する
話者名の設定・変更をしたい場合、[話者]欄の変更したい話者をクリックし名前を入力することで、話者名の変更が可能です。
また、トグルをクリックすることで、話者を「相手側/自分側」に入れ替えることも可能です。
話者名を設定すると、トピックスを作成した際に、発言者の表示が付与されます。
別の話者に統合する
ひとりで発言した吹き出しが細かく分かれすぎている場合、[別の話者に統合]機能で、複数の話者をひとりの話者として統合することが可能です。
💡吹き出しの話者を一カ所だけ変更したい場合は、次の「話者を変更する」の項目をご参照ください。
例)Bさんの発言の一部が別の話者(Cさん)の発言と認識され、吹き出しが分かれてしまった場合
1. [話者]欄で、統合したい話者をクリックし、[別の話者に統合]にチェックを入れます
2. 統合先の話者をプルダウンから選択します
3. [保存]をクリックします
4. Cさんの発言と認識されていた書き起こしの吹き出しが、すべてBさんの発言として統合されます
⚠️話者統合が完了したあとは元に戻すことができませんのでご注意ください。
話者を修正する
吹き出しに設定されている話者を、別の話者に変更することが可能です。
1.修正したいテキストの上にカーソルを移動し、[話者を変更]をクリックします
2.設定したい話者を選択すると、吹き出しの話者が変更されます
音声のインポート
音声のインポートを行う際に話者分離処理を適用されたい場合はインポートの記事をご参照ください。
話者分離が上手くいかない場合
話者が複数名いるにもかかわらず話者が分離されない場合は、話者分離精度アップのポイントをご参照ください。
話者分離の精度向上につながる可能性があります。